僕ら夫婦が待ち望んでいた日が、とうとうやって来ました。WILCOのジェフ・トゥイーディが息子と結成したバンド、Tweedyの来日公演が明日スタートします。

LP「sukierae」は、療養する奥さんを励ますために制作された20曲入りのファミリーアルバム。ジェフと2人の息子たちの愛あふれる名盤でした。→ BLOG「Tweedy "Sukierae"」

ジャケットを開くと微笑ましい写真が。家族みんなで制作したそうです。（素晴らしい！）→「Jeff Tweedy インタビュー」

裏ジャケットには、若かりしジェフのワイルドな姿。男子というのは社会に立ち向かいたくなる時が必ずあるものです。僕は19歳の時ロックとブラックミュージックに傾倒し、ジミヘンとスライ・ストーンに憧れ、アフロヘアにベルボトムで予備校に通っていました。残念ながら当時の写真はありませんが、きっと親は心配したことでしょう（笑）。今では懐かしい思い出のひとつです。

先週オーストラリアでのツアーを終え、日本にやって来るジェフ。今回のツアーが発表されたとき僕らは、メルボルンに行く計画を立てたほどでした。まもなく日本にも来てくれることがわかり、メルボルン行きはなくなりました。それほど彼の作る音楽が好きなので、明日の東京公演を見た後、翌日の大阪公演にも夫婦で行くことに決めました。人生初の追っかけにワクワクしています（笑）。前回のWILCOのコンサートは、2013年の4月のことでしたね。→　BLOG

歌う父親を見ながら、息子はどんな気持ちでドラムを叩くのでしょう。互いをリスペクトできる素晴らしい親子だとつくづく思います。

いろいろな思いを胸に、感覚のすべてをステージに向け、できるだけ前で歌い見守るつもりです。
Tweedyの大阪公演後、僕らは名古屋、静岡へとツアーに出かけ、穏やかで快適な春を楽しみます。