Apr 27,2016

春の庭仕事 2

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およそ1ヶ月に渡って、庭の二つのコーナーをブルーに染めてくれたムスカリ(→ BLOG )の
開花期が終わりました。ムスカリの球根は植えっぱなしでも毎年咲くとのことですが
私は今回が初の地植え体験なので、花後の処理一つとってもドキドキです。
球根についていた説明書を読むと「花後は茎ごと取り除き、葉っぱは茶変するまで
水や肥料を与え続けてください。その間に球根が栄養を蓄えます」とのこと。
こういうことでいいのかしら?と一抹の不安を抱えつつも
パンジーの間から伸びていた茎をザクザクと切っていきました。
来年また、あの美しい青の世界が見られますように!と祈りながら。

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白梅の根本に咲く、この白い可憐な花は、たしか3年前に一株植えたものが
こぼれ種で少しずつ増えたもの。植えて以降は文字通りほったらかしなのに、
毎年けなげに咲く姿を見ると、あらためて植物の生命力に感動します。

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そしてブログにはアップしそびれたのですが
早春にきれいな薄紅色の花をたくさん咲かせてくれた杏の木が
ぽつぽつと実をつけはじめました。
昨年はほんの数個だったけれど、今年はジャムがつくれるくらい収穫できたらいいな。

この杏の木は、私たちが住み始める前からこの庭に植わっていたのですが
引っ越してきて庭を少し整理した際に場所を移動させたところ
3年ほどは花も実もあまりつけなくて、なんとなく元気がありませんでした。
しかし4年目頃からぐっと背が伸びてじわじわと存在感を発揮しはじめ、
「地に根を張った」という様子を見せてくれるようになったのです。

その話を夫にすると「ヘぇー。まるで人間と一緒だね」と言いました。
たしかに私たちも、引っ越しから5年経って地元への愛着がぐっと増したし
ここが自分の居場所なんだと感じられるようになってきました(→ BLOG )。
庭の中のほんの1、2メートルの移動が
この杏の木にとってはきっとたいへんな引っ越しだったに違いなく
数年という時間をかけながら「引っ越し先」が「居場所」に変わっていくなかで
しだいに安心して、花や実をつけようという気になったのでしょう。

庭は、いつも静かに、でもたくさんの大切なことをおしえてくれます。

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Author : Nao Ogawa