キラキラのキャラクターグッズを欲しがる娘と、あの手この手で必死に抵抗する僕と奥さん。
そんな娘と僕らが「これはいい!」と互いに意気投合したのが、亜土ちゃんグッズです。
絵や色のかわいらしさは、世代を超え、僕らの部屋にも自然に馴染んでくれます。
歌いながら器用に両手で描く姿がお馴染みの亜土ちゃんですが、番組のオーディションで特技を聞かれ「両手で絵が描けます!」と苦し紛れに答えたのがきっかけで、その後必死に練習して描けるようになったそう。(すごい!)
先月、静岡のHacigoに行く途中、展覧会が開催されるのを知り、「これは行かなきゃ!」と迷わず訪れたのです。(Hacigoから車で10分の距離でした)
ご主人と劇団を主宰し、舞台女優として自らも出演した公演ポスターや絵本の原画などが数多く展示されていますが、中でもレアグッズにかなり興奮しました。
棚の奥には娘の持っている目覚まし時計も。イラストレーターとして本格的にグッズを製作した先駆者のひとりでしょう。文具店やファンシーショップに必ずあったことを覚えています。
レコードジャケットも展示されていて、いつか探して手に入れようと心に誓いました。
取材で上野のジャズバーを訪れ、キュートな歌声を聴いてますます好きになった亜土さん。
→ BLOG「思い出の味 水森亜土さん」
その時にこれまでの経歴を調べたのですが、歌ってきた歌が本当にすごいんです・・・。
保育園で今も歌われるこの曲も亜土ちゃん!
もう何度も観た高畑勲と宮崎駿の『パンダコパンダ』も亜土ちゃん!
ひみつのアッコちゃんの『スキスキソング』や(作曲は小林亜星)、小学生の頃に毎週見ていたDr.スランプのエンディングテーマ『アレアレアラレちゃん』(この曲が流れると切ない気持ちになります)、娘と小さい頃によく見ていた新ムーミンの『ヘソまがりんちょ』(歌詞が面白い!)も亜土ちゃんでした。
日本橋生まれの江戸っ子らしく、すべての歌に一貫した筋がちゃんと通っています。しかも覚えやすく、一緒に歌いたくなるような歌ばかり。僕は子どもの頃からずっと亜土ちゃんの歌を聴いて育ったんだなぁと、今になってしみじみ感激しました。上野と銀座で毎月ライブを行っているので、いつか娘と奥さんを連れて行きたいです。(僕が観に行った時もブルージーな『ルート66』からアッコちゃんの『スキスキソング』という絶妙なメドレーを披露してくれました)
それでは思う存分に週末を楽しみましょう。キャッホー!
●亜土ちゃんの展示は7月3日(日)まで開催中です。→ 磐田市 香りの博物館