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Feb 01,2018

レモンケーキ3

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いい加減にしつこいかしらと思いながらも、わたしのブログを読んで
レモンケーキが食べたくなったという声がちらほら届くことに気をよくして、
今日もレモンケーキにまつわる話です。

前回焼いたレモンケーキ(→ BLOG )が、生地の量と型のサイズが合っていなくて
形が今ひとつなのが残念だったことと、
最近は市場で国産レモンが安く出ているためキッチンには買い置きがいくつもあること、
そしてなにより、自分のレモンケーキ熱がまだまだおさまらないことを理由に、
もう一度つくることにしました。

焼き菓子づくりは産前産後の時期にかなり凝って、一時ケーキ教室にも通ったので
パウンドケーキ型だけでも各サイズ、いくつもあります。
このなかから、前回使った型よりひと回り大きいものを選んで焼いてみたところ......

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あれー、なんで!? まだ小さかったようで、焼いてる間に膨らんだ生地が型からはみ出し、
断面がキノコのようになってしまいました。
味は前回以上においしくできただけに(理由は後述します)、なんとも無念。

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おかしいなぁ、前回もレシピに書いてあるサイズにいちばん近い型を使ったのに......
もう一度長尾智子さんの『英国アフタヌーンティーのお菓子』をめくって確認してみると、
......ん?「パウンド型2個分」? 2個??
なーんだ、どうりで生地があふれるわけだわぁ、と合点がいったのでした。
ま、来週あたりまたリベンジでレモンケーキをつくる理由ができた、ということで(笑)。

仕事相手の方には、ときにしっかりもののイメージをもって見られることもあるわたしですが、
実際の生活において、こうしたサザエさん的うっかりミスは日常茶飯事で、
この「レモンケーキがなぜか型からあふれてしまう謎」をめぐるひとりドタバタ劇場も
夫は「またやってるよ」というニュアンスの苦笑いを浮かべながら静かに見守っていました。

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そうそう、夫といえば、レモンケーキ関連でこんな話が。
先日わたしがレモンケーキの仕上げに粉糖でアイシングをするために
以前からほしいと思っていたシリコン製の刷毛を買ってきたのですが
(前に使っていた木製の刷毛は毛の抜け落ちが気になり年末に処分しました)、
買ってきたその日、たまたま夕食が夫特製のお好み焼きで、
この刷毛の購入目的をわたしに確認もせず、新しいキッチングッズへの無邪気な興味から
お好み焼きにソースを塗るのに使ってしまうという事件がありました。

レモンケーキにアイシングするために買ってきた刷毛で、よりによって
お好み焼きのソースを塗ることないでしょ(しかも普段は刷毛なんて使わないのに)!と
わたしは大いに嘆き、染みついてしまったソース臭を
キッチン用漂白剤で落とすのに苦労しました......トホホ。

でもまぁ無事にニオイも落ち、二度目のレモンケーキは、
仕上げにこの刷毛を使ってレモン汁を塗ったり、
粉糖を水で伸ばしたアイシングをかけたりすることができたので
おいしさは先週よりぐっとアップしたのでした。
だから、次こそ! 味も形もパーフェクトな出来栄えのレモンケーキを目指します。

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Author : Nao Ogawa