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May 22,2017

仕事部屋の照明について

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読者の方から、わたしの仕事部屋の照明についてブログで書いてほしい、と
リクエストがありました。
いつか家を建てるときはこの照明をつけたいとずっと思ってたとのこと。
そして現在おうちを建築中で、どうしてもどこのものかわからないので
ブログで書いてください、というリクエストでした。
ありがとうございます(ひさしぶりにバラカンさん風に)。

実は、メーカーなどはっきりしたことは、わたしもわからないのです。
ひとり暮らしをしていた30歳くらいのとき、読書用ランプにいいかもと
アメリカのヴィンテージ雑貨を扱う古道具屋さんで買ったものなので。
当時住んでいたマンションも築年数の経った古い建物で
その部屋を、アメリカのモーテルみたいな雰囲気にしたいなどと夢想しながら(笑)
家具も雑貨も古いものばかり探してヴィンテージ家具のお店を見て回っていました。
このランプも、いまはもうない東京の目黒区の淡島通り沿いにある小さなお店で
出会ったように記憶しています。

壁に取り付けるタイプで、もともと古道具なのにくわえて15年も使っているため
けっこうガタがきており、角度調整には手こずるし、スイッチのON/OFFはコツが必要だし
(つまりわたし以外のひとに取り扱いを気軽に頼めない)、
デスクランプとしてけっして使いやすいわけではありません。
実は数年前から、次に買いたいデスクランプの的まで絞れているのに
この子がまったく壊れず元気なので、交代のタイミングを逃しています。
昔の道具はつくりが単純で丈夫、ということなのでしょうね。

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これのきょうだいのような、シェードがゴールドのランプの2灯型も実は持っています
(ひとり暮らしのとき以来使っていなかったので夫もその存在を知らなかった)。
これもアメリカのヴィンテージ家具を扱うお店で買ったもので、
裏にOHIOの照明メーカーのシールがあります。
現在使っている1灯型のものと同じメーカーかどうかわかりませんが
アメリカのヴィンテージマーケットに買い付けに行っている方なら見つけられるかもしれないので
そうしたお店にご相談してみるのもいいかもしれません。

ちなみにこのゴールドのランプはいまは出番待ち状態ですがデザインがとても好きで
気に入っているダイニングのペンダントランプ(→ BLOG )にとてもよく似ています。
ダイニングの方は北欧のメーカーですが、これにしようと決めたとき、
どうやらわたしはゴールドのシェードに小さな穴が空いているデザインが好きらしい、と
自分の趣味とあらためて向き合ったような気がしました。

こうした古い道具との出会いや、好きなものと「出会う」感覚の磨きかたなどは
『sketch 1』の小さなエッセイ「呼ばれたカーテン」でも書きました。
また『心地よさのありか』の「家とひと」というエッセイでも
出会う物件やそこでの暮らしに人生が方向づけられてきたように感じる、という話を書いています。
そうそう、B&Bでのトークイベント(→ BLOG )でもそんな話が出ましたね。
つまり、わたし自身けっこう好きなテーマの話なのかもしれません。
あらためて書く機会を与えてくださるリクエストをありがとうございました。

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さて、先週の土曜日は運動会でした。
徒競走で、ライバルに負けたくないと闘志をみなぎらせ、
本番前3日間は夫のウォーキングについていってスタートダッシュの特訓まで受けていましたが
結果は2等。まぁライバルちゃんはサッカーをやっていてリレーの選手でもありますから
そうそう奇跡は起きません。
「運動会前日の夜は『あの子に勝てますように』と祈りながら寝たのに、
その祈りはかなわなかった」とがっかりしているので
「特訓3日間では足りなかったってことかもね」とクールなひと言を投げておきました(笑)。
でも全然ケロリで、それより応援団への憧れがつのるばかりの様子。
6年生になったら女子の応援団長を狙うそうです。
なんとなく徒競走1等やリレーの選手より、そちらのほうが合ってるかも。

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Author : Nao Ogawa