Feb 26,2018

料理道具の力 1

180226nao001.jpg

数年前から食器洗い用洗剤をめったに使わなくなってきたので、
いっそ台所に洗剤を置くこと自体をやめてみたところ、まったく不便を感じていません。
洗う前にウエス(→ BLOG )で汚れを拭き取り、
油が気になる場合はセスキ(→ BLOG )をスプレーしてから、
アクリルスポンジを使ってお湯で洗い流すことで、鍋類もお皿もキュッキュッ、となります。

でもその前段階にもうひとつ、これのおかげで、という影の働きものがいました。
それはゴムべら。鍋やフライパンで調理したものをお皿に移すときに、
このゴムべらでなるべくきれいに鍋の内側をすくいとっておくと、
その後ウェスで拭き取り→セスキスプレー→アクリルスポンジで
油を使った炒めものの後片付けだって、洗剤なしで十分やれます。

いまメインで使っているゴムべらはこの3本で、右2本は主にパンやお菓子づくりに使う用、
かなり年季の入った左の1本はゴムが着色してしまっているため、
トマトソースや唐辛子などを使った料理にも気兼ねなく使っています。
実際の調理で使うというより、炒める作業は木のへら(→ BLOG )を使い、
最後に器に移すときだけゴムべらが登場、ということが多いかもしれません。

一人暮らしを始めた20年前も、ゴムべらは真っ先に買った記憶があるし
柄が木のタイプや、先端と柄を取り外して洗えるものなど、いくつか使いましたが、
いまは途中に継ぎ目などがない一体型のタイプがお気に入り。
いずれも製菓材料店で購入したもの。

180226nao002.jpg

そんなゴムべらの仲間ともいえる料理道具が、昨年末から加わったところ、
予想以上に大活躍なのでご紹介したいと思います。
無印良品のシリコーンジャムスプーン(左)と調理スプーン(右)。
この2本、どちらも使うたびに感動せずにはいられない使いやすさ!
ジャムスプーンはその名の通り、ジャム瓶の最後に残った分をかき集めるときに使うと
普通のスプーンでは先端にちょびっとずつしかすくえないのに
これを使うとカーブの部分まできゅーっと一気にきれいにすくえて、
ほとんど残骸のように見えた瓶でも思いのほかたっぷりの量を救出できます(笑)。
といっても、それだけの用途ではあまり出番がありませんが、
わたしはこれを味見スプーンとしても活用していて、
汁物よりもう少しとろみがあるようなソースの味見をしたいときに
鍋からちょっとすくって口に運び、それを流しでさっと洗う、という作業に
ちょうどやりやすい素材とサイズと形だと喜んでいます。

調理スプーンのほうは、おたまでは素材を崩してしまいそう、菜箸では盛りつけが遅くなる、
という炒めものや煮ものを、ごそっとすくって大皿に盛る、といった場面で超便利!
これを使うと鍋の内側まできれいにすくえるので、
最後のゴムべら作業を不要に感じることもあり、
おそらくスプーンの形状に考え抜かれた工夫があると思うのですが、
使い始めて2ヶ月あまり、毎度「うーむ、なんて優秀なんだ!」と唸っているのを
夫がおかしそうに見ています。

いまキッチンで使っている料理道具はどれも、その使い心地に納得して
手元に残しているものばかりですが、それでも新しい道具が加わると、
料理の時間に新しく爽やかな風が吹くような感じがあって
「やらなければならない作業」がちょっとウキウキするような楽しいひとときに変わります。
だから「もうこれでいい」と新しいものを試すことをやめずに、
いつもなんとなくアンテナを張って、いいものとの出会いを求めていきたいなと思います。

  • Facebook
Author : Nao Ogawa