Jan 21,2019

『メルボルン案内』の旅6

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メルボルン旅6日目。
後半の宿は『メルボルン案内 たとえば、こんな歩きかた』の取材時に
ビクトリア州政府観光局さんの紹介で滞在したキッチン付きホテルで、
CBDのメインストリートであるBourke Street沿い(やや東寄り)という立地。
目の前がトラムストップであること、また4月に泊まったときは
フォトグラファーの安彦さんと2人旅だったことから2ベッドルームタイプの部屋で、
そこがすこぶる快適だったという満足度の高さが決め手となり、
仮押さえしていたいくつかのキッチン付ホテルと比較検討した結果、
やっぱりあそこにしよう!と決めたのでした。

が......うーん、やっぱり大きなホテルなので部屋によってプランが違う様子。
前回の2ベッドルームはグレードが高い部屋だったということなのでしょう、
日当たりがよい印象でしたが、今回の部屋は、なんだか薄暗い......
せっかくの角部屋なのに眺望があるのはベッドルームの方で、
リビングダイニングの方の窓はカーテンを開けても隣の建物が近接しています。
都心の高層ホテルなのでありがちといえばそうなのですが、前半の宿が眺望最高だったこと、
また同じホテルでも部屋が違えばもう少し明るいことを知っているわたしとしては
「あれ、こんなはずでは......」という感じ。でもホリデーシーズンということもあり、
ホテルの通常料金ではとても予算オーバーで一度あきらめていたところを、
たまたまエクスペディアのタイムセールで安くなったタイミングで予約した身としては
「リビングが薄暗いから部屋を変えてほしい」という度胸はなかったのです。
もし言ってたら、何か事態は変わったのかしらん?

それに、『母とヨーロッパへ行く』の本をつくっていた(→ BLOG )とき、
素敵なホテル滞在を主目的にした旅の達人である著者の太田篤子さんと話していて
篤子さんが眺めのいい部屋に泊まるために毎回ホテル予約に注ぐエネルギー量に感動すると同時に
「それにくらべたらわたしってたいしてこだわりがないんだなぁ」とも感じたのです。
匂いがきつい場所以外は、住めば都でけっこうすぐ居心地よくなっちゃうんですよね。
もともと通常より低価格で泊まれていること自体ラッキーなんだし、とすぐあきらめもついて
結局この部屋で最終日までそれなりに快適に過ごしたのでした。

......というわけで、前置きが長くなりましたが後半日程最初の朝ごはんは
ホテルを移動したばかりで冷蔵庫のストックがまだゼロのため、
娘とわたしの朝勉中に夫が近所のデリで買ってきてくれたサンドイッチやシリアル。
オフィス&ショッピング街につき、周辺に便利なお店がいっぱいなのもこの宿の利点です。
また本にも書きましたが、メルボルンの朝はとても早く、7時台から開くお店もいっぱい。
なので自炊しなくても朝食からまったく困らず過ごせる街でもあります。

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さて、この日の舞台はシティから約30分でアクセスできる海辺の町、セントキルダ。
ここにはビーチに加えて古い遊園地「ルナパーク」があり、
前回の旅では閉園していたことから、今回のリベンジは娘との約束だったのです。
気温は滞在中最高だった36度! 娘の帽子も荷物に入れ忘れてしまったため、
前日同様オープン直後のDavid Jonesに出かけて娘の分の帽子も買ってから
96番トラムに乗り込み、やってきました。

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オープン時間である11時ちょうどに到着すると、入場のための行列ができていました。
ほとんどは小さい子ども連れのファミリーです。
列に並んでいる間にパンフレットでチケットの種類や園内の様子を確認。

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ほんの数分並んだだけで無事入場!娘は乗り放題チケット39.95ドル(約3200円)を購入し、
わたしと夫はひとまず1人5ドルの入場料のみ。
本の取材時に入場してチェックしたところ、ちっちゃな子ども向けの乗り物も多かったので
娘1人でどんどん乗せちゃおう、という計算です(笑)。

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皮切りは大好きなメリーゴーランドから。

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空飛ぶダンボ。

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運転センスに青ざめた(完全にコースから逸脱していることに注目)ゴーカート。
なんとレースを中断させてしまう事態に。

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ドラゴンのコースター。

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パラシュートっぽいの。

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スパイダーとか......

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けっこう怖かったというこんなのとか......

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最高に怖かったというお化け屋敷とか......とまぁ、こんな具合にのどかでほのぼの、
割合幼いアトラクションがメインで、娘の精神年齢にはぴったりなのでした。
振り返ってみれば、この日がいちばん楽しそうだったかな?

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娘が乗り放題している間に、わたしはランチの店探し。
ルナパーク内に無料wi-fiがあるので、バッテリー温存のために自分のwi-fiはオフ。
これをこまめにやっておかないと、wi-fiの電池は1日持ちません。

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2時間以上たっぷり遊んで乗り放題分の元は取り、お腹も空いたのでルナパークは退場。
セントキルダのメイン通りであるアクランドストリートに向かいます。

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ビーチからも数分、カフェやレストランやお菓子屋さんが立ち並ぶアクランドストリートは
どこに入っても外れはなさそうな雰囲気のいい商店街です。

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そのなかで、「パスタが食べたい」という夫の要望を受けて
「Cicciolina(チッチョリーナ)」というイタリアンレストランに目星をつけました。

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ここ、当たりでした。わたしたちが大好きな感じの、こぢんまりした古い食堂。
店に入った瞬間、すごく好きな雰囲気のインテリアに俄然テンションが上がったし......

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肝心のパスタも前菜もパンもワインもおいしかったな。
ホールのスタッフのサービスも自然体で居心地がよかったです。

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数軒隣には、『メルボルン案内 たとえば、こんな歩きかた』でも取材した
メルボルンらしい書店「Readings(リーディングス)」があります。
前回の旅でもけっこうな長い時間をここで過ごしたわたしたち。
この支店はレコードが充実しているため、夫は気合十分。

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夫のレコード探し中、わたしたちはこんな感じで過ごしていました。
このReadings、本のセレクトも店内の雰囲気もさることながら
オリジナルのトートバッグのセンスがとってもいいのです!
翌日は本店に行く予定もありつつ、各店で品揃えが違うので、わたしはここで2種類購入。
とても気に入っているので、いずれブログでご紹介しますね。

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ようやく夫のレコードショッピングが終わったので、ビーチへ向かうことに。
その途中で、今日のアイスタイム。海が近いせいかジェラート屋さんもあちこちに。
酷暑につきわたしはさっぱりレモンソルベを、娘はイチゴのジェラートに。

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ルナパークの隣に建つ「PALAIS THEATRE(パレー劇場)」の前を通ると、
なんと!HANSON(→ BLOG )がやってくるらしい!! 
クリスマスシーズンということもあり滞在中にいいライブがないと
夫はつくづく残念そうでしたが、このパレー劇場でいつかライブを観たいものです。

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そんなこんなでぶらぶらとビーチに到着。うわ、あっつーい!

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ビーチサンダルは3人分持ってきていたので、全員足だけは水に浸かりました。
気持ちよかった!

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まだ遊びたいよう、とゴネる娘を説得して、美味しいと評判のパン屋さんに向かったのですが
到着すると、閉店時間前にもかかわらず売り切れで店じまいをしてしまっていました......
こんなことならもう少し遊べたなぁ、と悔やまれましたが、
さすがの暑さに体力がやられ気味だったので、一度ホテルに帰ることに。
部屋で少し休憩してから夕方の勉強を30分ほどやり、また街へと降りていき......

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ここへやってきました、「Pellegrini's(ペレグリーニ)」(→BLOG)です。

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お店に入り、女性のスタッフの方に、春にシストさんにインタビューをしたこと、
その本ができたので持ってきたこと、ニュースで事件を知りとても悲しいと伝えました。
思わず涙があふれてしまったわたしを、彼女はやさしくハグしてくれて
「彼は本当にすばらしい人だったわ。彼はわたしたちの誇りよ」と笑顔で言いました。

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24日にランチをした暢美さんの話では、有名なカフェの店主というだけでなく
メルボルンを象徴する人物として人望の厚かったシストさんの葬儀は、
国葬クラスであったとのこと。
事件直後は店先が花で埋まっている様子が伝えられていましたが、
今はウィンドウに穏やかな笑顔のポートレートが飾られていました。

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その後、数軒隣の小粋なスーベニールショップ「MELBOURNALIA!(メルボルナリア)」にも
立ち寄って本を贈呈したら、パーラメント(議事堂)方面へ。
最初の旅で「素敵ストリート」と名付けた(→BLOG)Spring Street沿いに
イタリアンデリカテッセンがあって、そこで今宵の部屋食の買い出しをすることにしました。

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ここ「Spring Street Grocer」は小さいけれど品揃えがよく、
パテやプロシュートなどのシャルキュトリーや、ラタトゥイユやクスクスなどのサラダ、
チーズやディップ類などが冷蔵ケースにたくさん揃っていて、
ホテルの部屋で食べるお惣菜をちょこちょこ買い込むのにちょうどいいお店でした。
昼間の時間帯はサンドイッチやバーガー類も販売しているようです。

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というわけで夜ごはんはそこで選んだお惣菜類でさっぱりと。
家族旅行だし、お腹がそう空いてないのに付き合いで食べる必要もないので
各自自分の体調にあわせて食べるようにしていたら、
体が重く感じることもなくてよかったです。

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そうそう、娘(お行儀が......)の「旅の友だち、1人め」はあの子。
「ALIMROSE」というオーストラリアブランドによるバレリーナちゃんです。
人形に必ず名前をつける娘に、目がきれいな水色だからと
「あおいちゃん」と名付けられていました。

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Author : Nao Ogawa